5月6日13:30~人気ギタリスト・村冶佳織さんの公演にお邪魔しました。
プログラム
ギター:村治佳織
ソプラノ:スンハエ・イム
ソル:「魔笛」の主題による変奏曲 作品9
ソル:セギディーリャ(抜粋) [ギター&ソプラノ]
モーツァルト:アリア「恋とはどんなものかしら」(歌劇「フィガロの結婚」より)
音楽祭期間中、一度しかご登場されない村冶さんのギターによるモーツァルト(!)ということで、予想通りホールD7(222席)は超満員!この滅多に聴けない生演奏を聴くチャンスに恵まれた筆者は、また例のごとくバックステージに押しかけていきました。「可憐な容姿に澄んだ声が美しい韓流リリック・ソプラノ」という、ソプラノ歌手のイムさんにはインタビューできませんでしたが、その歌声は素晴らしかったということは特筆しておきたいと思います。筆者はプレス席にて、至福のひとときを味わわせていただきました。(イムさんはこの日の夜の最終公演、「レクイエム」にもご出演されました。)
そして村冶さんを直撃!残念ながら、衣装姿(←とっても素敵だったんです)ではありませんが、衣装とはうって変わってマニッシュなこの私服姿も、ファンの方にはたまらないのではと思い、激写させていただきました。
愛用のギターと。
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E.M. : 演奏を終えられて何かひと言、お願いします!
村冶さん : 本場(仏・ナント)での公演を体験していてよかったです。今日は楽しかったです!イムさんとの共演は初めてで、2日前から2回しか合わせていないんです。リハーサルも15分でしたし。
E.M. : 2回だけ!ふたりとも息ぴったりでしたよ!今日みたいなプログラムは"この音楽祭ならでは"、という感じですよね。お客様も喜んでいらっしゃったと思います。
村冶さん : そうですね。喜んでいただけたら私も嬉しいです!
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D7ホール裏の控え室付近で行われたインタビュー。実はこのホール、6つあるフォーラムの会場の中で最もアーティストの出入りが激しいところなんです。控え室の数も限られているため、アーティストは自分の出番が終わったら、即着替え、速攻次のアーティストへと部屋を明け渡す、という仕組みになっていました。なので村冶さんもお着替えを早く済まされましたし、パルマ氏(ピアノ)にインタビューした時も同様でした。まあ、普段着が見られるっていうのも素敵なんですけどね☆
そういうわけで、筆者が村冶さんのお着替えを待っている間、ホールでは既に次の公演のリハーサルが粛々と始められていました。これは15:15~のバスティーユ管楽アンサンブル、ピアノのジャン=フレデリック・ヌーブルジェ氏の後ろ姿。ピアニストはいつだって、会場にあるピアノに少しでも慣れておかなければなりません!自分の楽器を持ち運ぶわけにはいかないですからね。
ジャーン!そしてこちらがアーティスト・サインボード(↓)。
演奏を終えたアーティストにサインを促すコメントが添えられ、舞台袖に鎮座しております。村冶さんもさっそくお名前を書かれていましたよ。どれだかわかりますか?サイン鑑賞会の記事でもおなじみのあのコーナー、こんな風に作られていたんですね。
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インタビューを終え、遅い昼食をとろうと関係者用のレストランへ向かった筆者。と、そこでラジオ番組を収録中の村冶さんに運良く遭遇!!
J-WAVEの「MITSUBISHI JISHO Classy Cafe(クラッシー・カフェ)」のナビゲーターも務めていらっしゃる村冶さん、さっそく今日の演奏会の模様を話されていました。何を隠そう筆者もリスナーの一人なので(笑)、J-WAVEの方にお願いして収録風景を撮らせていただきました。
村冶さんはとても表情豊かに話されていて、見ているこちらまで和んでしまいました。この村冶さんナビゲート、「熱狂の日(ラ・フォル・ジュルネ)」に出演されたご自身の番組は、来週5月14日(日)19:00~19:54にJ-WAVE (81.3FM)で放送される予定です。お聴き逃しなく!村冶さん、素敵な笑顔と音楽をありがとうございました!
最後に、村冶さんがイムさんと共演したソルの歌曲集「セギディーリャ」のプログラムより、筆者が気に入った詞をひとつ。ソルはスペインで「ギターのベートーヴェン」とも呼ばれている作曲家なんですって!
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【ACUE'RDATE,BIEN MI'O ~ Seguidilla~ / Fernando Sor 】
Acue'rdate, bien mi'o,
Cuando soli'as
Buscae las ocasiones
Para las dichas.
Y ahora mudable
Huyes au'n de las mismas
Casualidades.
ねえ君、思いだしてごらん
君が昔どんなふうに幸せになるチャンスを
捜し求めていたか
そして今、気まぐれな君は
そこから逃げようとしている
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(E.M.)