オーケストラがリハーサルをする中、続々と集まる人たち。地下2階展示ホール・ヨーゼフ2世では、ほぼ1時間毎に無料コンサートが行われています。(有料公演のチケットが必要)
会場には演奏ステージの他、各企業の特別展示も催されております。写真はモーツァルトをイメージして作られた、ブランデー入りチョコの販売ブース。なかなか美味しそうです。
レポーターの私ですが、本日のみ東京藝術大学有志オーケストラにて、演奏もしております。指揮はアントン・トレムメル氏、曲はモーツァルト:交響曲第29番です。ただいま、第一回目の公演を終えました。
会場には350人ほどのお客様で満杯。入退場自由で、吹き抜けの会場の周囲にはコンコースがあるにも関わらず、「皆様とても真剣に、静かに聴いて下さった事がとても嬉しい」と、コンサートミストレスの千葉清加さん。とても楽しく演奏する事が出来ました。「こういう場所で、演奏出来る事が嬉しい」(チェロ)
お客様からは、「静かでいい曲だった」、「学生らしい、若々しくフレッシュな演奏だった」など、好評をいただきました。
「29番はセレナーデ(夜想曲)的な静かな曲。音の響きを楽しんで」(トレムメル氏)
「この機会に、学生の演奏会に興味を持って頂ければ嬉しい」(藝大演奏科・小山さん)
本日20時より、第二回目の公演があります。祭りの合間に、静かな曲でモーツァルトに想いを馳せてみてはいかがでしょうか。(E.N.)