ラスト・デイ。 君ともお別れ。 …また会えるかい?

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  最終公演が荘厳なフィナーレを飾り、静かに幕を下ろしたのは夜も23時をまわるころ。
国際フォーラムのコンコースには、最後の公演を聴いたお客様たちが、家路へと向かう姿で溢れかえります。

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 さすがに遅い時間帯、けれど皆さんのお顔からは、"疲れちゃったなァ"感があまり見受けられません。むしろこの場を去ることが残念でならないような、そんな後ろ髪を引かれるような思いで歩いていらっしゃるようにも見えます。

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 この時すでに館内では撤収作業が本格的に始まっており、その作業しているスタッフの姿に、レポーターはなんとも言いがたい"祭りのあと"を感じたのです。このポスターも、あのタペストリーも、明日になったら消えているんだ。そう思うと、彼らの姿を写真に収めずにはいられませんでした。

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私たちのお腹を満たしてくれた関係者用のレストランも、ついにクローズ。
あのアーティスティックなペインティングも、とうとうタマゴ焼きに・・・


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スタッフ、そしてアーティストたちの打ちあがりパーティーはこれから始まります。
すばらしいノリらしいですよ。当然のごとく朝まで、だそうです。

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インフォメーション前にて。
パーティーへと急ぐ(?)ピアニスト、小菅さんのお背中をキャッチ。

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チケットセンターも完全に店じまい。
来年まで開くことはないでしょう。

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早くもできあがっちゃってます。

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スタッフの皆さんもお疲れ様です。


 "お客様、それに遠くにお住まいで来られない地方の方々、全国、いや世界の人々へ(大きく出たな)、とれたて情報をいち早くお届けしたい!!"と、レポーター5人手分けして取材し、現場とプレスルームを毎日何往復もした4日間。そんな非日常の世界も終わってしまうのか・・・

と、感慨にふけりながら詰め所であるプレスルームに帰ってきたところ・・・

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なんだか見たことのある人の姿が。

ちょっとちょっと。今ごろなに作ってるんですか。


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ハッ!も、もしやコレは・・・!! マルタン星人!!  
・・・もとい、マルタンさん....?!


「打ち上げパーティーで皆さんに喜んでもらいたくて。サプライズなんです。」
そう仰ったのは、公式カメラマン三浦さんのアシスタントの女性(ココにも彼女の作品が)。

 誰もが早く眠りにつきたいと思うこの深夜に、一体何が彼女を創作活動にかきたてるのか?・・・いぶかしがるのが当然かもしれませんが、それはただ『みんなの喜ぶ顔が見たい』、それだけの単純な理由だったりするのです。この巨大ルネ・アマデウス・マルタンの絵画(←もはやイラストとは呼べません)を見たアーティストやスタッフ、そしてこの音楽祭の仕掛け人、張本人であるマルタン氏がどんな反応を返したか・・・現場に居合わせることが叶わなかった筆者にも、容易に想像ができます。なんだか、熱いスピリットを持った人間がそれぞれの場所で、それぞれの〆(シメ)を行っている姿に、また感動してしまったのでした。


そしてレポーターたちはお仕事が終わり、首からぶらさげていた青いスタッフカードを返します。
持ってきたパソコンも、ちゃんと鞄に入れて。

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 最終日は4人でお届けしていた、この公式レポート。ブログ・チーム4人とも(朝まで行われるという)パーティーには参加せず、少しぼんやりとしながら最終電車に乗りこみました。お隣のブース、公式写真チーム・三浦隊長は、まだもう少しお仕事のようです。


有楽町駅に踊る彼とも、お別れです。

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 レポーターE.M.も、GW明けには普通の音楽学生に戻ります。
期間中、私が書かせていただいたレポートは、著しく自分の趣味に走った感が否めませんでしたが、たくさんの公演を聴かせていただき、おまけにアーティストへのインタビューまでさせていただいたことは、この上ない幸福です(インタビューは全くのアポなし、本当に"突撃"だったので、度胸もついた気がします)。ご覧くださった皆様方には心から御礼申し上げます。

レポーターE.M.近影 
 私、E.M.が行った音楽祭期間中のアーティストへのインタビューetc.記事をまとめております。いま写真の補正・追加、説明不足かと思われる点や、他に気付いた点などの加筆も行っている最中です。よろしければまたお読みいただければ幸いです。


突撃インタビュー総集編(編集中)


公式レポートは、まだまだ続きます。
シメは最終アンカー、A.Y.(このレポの企画・発案者)にバトンタッチ!!

それでは皆さん、また会う日まで!
いっちょまえになって帰ってきます!(あーあ、宣言しちゃったよこの人は・・・)

(E.M.)

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