相田みつを美術館では、ちょっとマニアなトークも

 B1Fで絶大な人気を誇っている「相田みつを美術館」ですが、「熱狂の日」では昨年に続き、夕方以降にかなり個性的なコンサートが行われます。昨日お知らせした、クリスタルを操るドヌーヴさんのコンサートもこちらで(最終日、最終コンサート)。

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 ところで、コンサートとは別に、クラシック音楽ファンならぜひともチェックしておきたいのが、音楽誌などで健筆をふるっていらっしゃる方々のトーク。昨日は片山杜秀氏による、モーツァルトと近代日本について言及した講演があり、集まった皆さんは熱心に耳を傾けていました。
 本日14時からは「演奏史譚」というこだわりの肩書きをお持ちでいらっしゃる、山崎浩太郎氏がご登板。「モーツァルトの演奏史」について、山崎氏ならではの豊富な知識をベースにした講演をお楽しみいただけます。山崎氏はチケット販売ブースの横にある「クラシック・ソムリエ」にもご登板される予定。
 明日5日は、ユニークな視点で音楽ファンの好奇心をかきたてている音楽評論家・売文業の鈴木淳史氏、音楽にも造詣が深い美術家の中ザワヒデキ氏が登場。「ドン・ジョヴァンニ」などを素材に、詩人の松井茂氏ほかが朗読を行う予定。
 6日は引き続き鈴木淳史氏と、アーティストへの愛情をアグレッシヴなまでの文体で表現する評論家、許光俊氏が登場します。

 有料コンサートのチケットもしくは半券、オフィシャルガイドブックをお持ちの方であれば、どなたでも入場可能です。定員オーバーになってしまったら、ごめんなさい!

 なお、「熱狂の日」期間中は、チケットまたはオフィシャルガイドブックをお持ちの方なら美術館への入場が200円OFFになるということなので、ぜひ、相田みつをさんによる魂のこもった作品を観て心打たれましょう!(A.Y.)

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