ルネ・マルタン、LFJについて語る

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盛り上がる会場のとある一室で、総元締めであるルネ・マルタン氏が、ラ・フォル・ジュルネについて語りました。
「この音楽祭に利益は求めない」と爽やかに言い切るマルタン氏、ナントではソーシャルハウスの若者達をはじめとする、クラシックの新たな世代開拓にも熱心に取り組んでいます。その一環である、チャイコフスキーやグリーグの名一節を元に、ロックやフュージョンで斬新に表現させるコンサートは、大変な盛り上がり様でした。キッズプログラムである、作曲家の人生を劇化し巡回上演するという試みは、日本でもおこなわれる可能性があるそうですよ!
ラ・フォル・ジュルネの最大の意図は、「新しいクラシックファンの開拓」。そのために、二、三年に一度は音楽祭自体を見直し、分析までするそうです。正に、ルネ・マルタン在らずしてラ・フォル・ジュルネ在らず。(E.N.)

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