無敵のラフマニノフ・ピアノ協奏曲第2番

5月2日17:45~ ホールA。
今年の「熱狂の日」音楽祭で真っ先にチケットが完売したという、
幻のコンサートが遂に開演!

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出演はウラル・フィルハーモニー管弦楽団とドミトリー・リス(指揮)、そしてピアノはボリス・ベレゾフスキーという組み合わせ。おそらくラフマニノフのピアノ協奏曲第2番がお目当てだと思われる、老若男女の皆さんで満席です。(プログラム後半はボロディンの《だったん人の踊り》)

ラフマニノフのこの曲、なんでこんなに人気かって??
それは、あの漫画の主人公が弾いていたからに他ならないであろう。
そう、「のだめカンタービレ」の千秋様の十八番なのです。

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千秋様にも負けず劣らず、ベレゾフスキー氏もかっこいいのです。
きゃー!ベレゾフスキー様!!

いやはや、有無を言わせぬ迫力の名演でした。

・・・あれ、どこかで見た人が↓

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マルタン氏、いました。ブレブレですが。



終演後、ベレゾフスキーさんにお話を伺おうと思ったのですが、次にコンサートを控えていらっしゃったため、ほんの少ししか時間がありませんでした。レポーターが聞きたかったのは、「のだめカンタービレ」を読んだことがあるかどうか。

ベレゾフスキーさんの答えは、
「日本のコミックは読んだことがないんだ」
とのこと。撃沈。

ということで、ラフマニノフのピアノ協奏曲第2番の人気と「のだめ」人気とが現在の日本で密接な関係を持っていることを、氏に理解していただくところまで至りませんでした。。
氏いわく、
「この曲は世界中どこでも有名だし人気だよ!(笑顔)」

いつか千秋様のように、否、ベレゾフスキー様のように演奏したいものです。

(MANTA)

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