フラメンコ! オレ!(←あくまでもイメージです)

 フラメンコ歌手のアントニア・コントレラスと、ギタリストのチャパロ・デ・マラガによる、熱いフラメンコ・リサイタルを聴きました。
 到着した会場は、すでに開演7分前だというのにまだホールが開いておらず、外には開場を待つ長蛇の列。これはきっかりと始められるんだろうか?と心配したものの、スタッフのみなさんのキビキビした誘導で、ほぼ時間どおりに開演しました。終演予定が23時30分だというのに、客席は満席。どちらの演奏も初めて聴くんですが、これほどの人気ならば、と期待が高まりました。

左:アントニア・コントレラス、右:チャパロ・デ・マラガ

 アントニア・コントレラスによるソロ、チャパロ・デ・マラガによるソロののち、二人による演奏と歌。
 プログラムに歌詞が書かれていたので、一通り目を通したら、その詞の内容が熱い! やけどしそう(ほんとに)。アントニアの歌声も力強く、まさに情念の爆発!といった感じ。感嘆です。
 アントニアがパルマ(手拍子)を始めると、そのリズムの複雑さに驚きました。音楽に気持ちが入って、気分がものすごくノッていたのでチャレンジしてみたものの、複雑すぎて真似することができなかった……。いえ、歌とフラメンコギターを聴いているだけで、もう十分なのですが。

二人とも、素敵だったなあ!

 このコンサートが開かれたホールB7〈マラルメ〉の最後の演目だったからなのか、とっくに終演時間を迎えていたのにもかかわらず、アンコールでもう1曲演奏してくれたのです! それが本当にすばらしい演奏で、鳥肌もの。最後まで聴くことができてラッキー!
 こうして、「熱狂の日」初日の夜が更けていったのでした。

【おまけ】

あら、こんなところにマルタン氏が

 この会場にルネ・マルタン氏を発見!(といっても、カメラマンのMANTAが気がついて激写したものの、Heippaはまったく気づきませんでした……) 「ウォーリーをさがせ」ならぬ「マルタンをさがせ」状態。
(Heippa)

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