マスタークラスも開講中

 ガラス棟7Fラウンジにて行われている、LFJマスタークラス。選ばれし優秀な日本の学生たちが、一流のアーティストによるレクチャーを受けています。

503en003.jpg

 3日10:30から行われていたのは、フランスが誇るチェリスト、ロラン・ピドゥ氏によるマスタークラスです。受講生は、芸大大学院に在学中の、中美穂さん(ピアノ伴奏は諸田由里子さん)。彼女が、マルティヌー:ロッシーニの主題による変奏曲が演奏し終わると、ピドゥ氏は「トレビアン!」と一言。「日本に限らず、チェロのレベル、そして教育レベルは、年々向上しています。また、聴衆の耳が良くなってきているのも、嬉しい事ですね」(ピドゥ)
 マスタークラスの中で、「作曲者が書いたものと耳に聞こえてくる音は違うもの。楽譜をいかに表現するかが大事」と語った氏、表現力を中心に、細かい指導が入ります。中さんも非常に感動してしていました。「とても良いレッスンだった。目が合うとウインクしはんねん(笑)」(中)

503en002.jpg

 ピドゥ氏、チェロを立ち弾きする位の熱の入れよう。しかもウマイ!

503en001.jpg

 マスタークラスが終わった後も、補講が。「ヴィブラートをかけるときには…」

 LFJマスタークラスは、連日10:30-11:30、12:30-13:30、14:30-15:30、16:30-17:30、18:30-19:30の5コマ行われています。有料公演チケットの半券をお持ちの方は、無料でお聴きになれますので、受講生と一緒にレッスン気分を味わってみてはいかがでしょうか。アーティストのありがたーいお言葉も、聞けるかもしれませんよ。
(IH.ERIKO)

Tokyo International Forum 東京国際フォーラム