モアレ効果ワンダーランド

5月4日11:30~、ホールB5
ロランス・エキルベイ指揮、アクサントゥス合唱団を聴いてきました。

本番5分前、ロビーの一角にメンバーが集合しています。

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フーガ(対位法)フリークのレポーターは、合唱団の声が重なりあって作り出される複雑かつ美しい響きに、文字通りうっとり。

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なかでもすごかったのが、ヒルボリ作曲の
《ムウヲオアヱエユイユエアオウム》

妙チクリンな題名ですが、なんでもハミングとハミングの間を9種類13個の発音記号(母音)でつないだ「歌詞」とのこと。聴いたことのないような声という声が、あちこちからエコーして、なるほど「モアレ効果(うなり現象)」なわけです。
聴衆の皆さんも、その不思議な世界に口をポカンと開けていらっしゃるように見えました。

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レポーターはこの曲を聴いて、
人は鳥にだってなれるんだなあ。空も飛べるはず。
なーんて、ぼんやり思いました。きっとナントカ波が出ていたはずです。

余談ですが、指揮者の顔が見られる席ってけっこう面白いですよ。
エキルベイさん、凛々しくもお美しかった!

(MANTA)

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