聴いても観ても、うっとり

 恐らく、この公演を聴いた(というより観た)女性の皆様は、一瞬で彼らの虜になってしまったのではないでしょうか。

506en004.jpg

 フランスきってのイケメンカルテットことエベーヌ弦楽四重奏団と、シブ系オジサマのヴィオリスト、ミゲル・ダ・シルヴァ氏(イザイ弦楽四重奏団)、同じくシブ系チェリストのアンリ・ドマルケット氏による、夢のような弦楽六重奏団の誕生です!写真がボケていて、きちんとお見せ出来ないのが残念。
 チャイコフスキー:弦楽六重奏曲「フィレンツェの思い出」、一丸となってうねるように演奏する彼ら、特にヴィオラのマチュー・エルゾグ氏の深い音色に、筆者は魅了されました。まだまだ若いエベーヌ弦楽四重奏団、彼らの今後が楽しみです。展示ブースで彼らのCDが絶賛発売中ですので、公演を聴き逃してしまったという方々は、是非チェックしてみて下さい。

 帰りのエレベーター待ちの列の中で、前のおばあ様二人組が熱心にお話をしていました。
「あのチェロのコ(エベーヌ弦楽四重奏団 ラファエル・メルラン氏)がいいのよねえ」
「かわいかったわねえ」
 恐るべしイケメンパワー。
(IH.ERIKO)

Tokyo International Forum 東京国際フォーラム