世界中で大人気のヴァイオリニスト、庄司紗矢香さん。4日から3日間、ラ・フォル・ジュルネ・オ・ジャポンに毎日出演されていました。まだ聴きに行けてなかったので、このデュオは絶対聴きたい! ということで、行ってきました。
いやあ、もう本当にビックリ。庄司さんの細くて小さな体のどこに、あんなにすごいパワーがあるのでしょうか。しょっぱなから庄司さんのヴァイオリンとブラレイ氏のピアノに圧倒されてしまいました。写真ではわかりにくいかもしれませんが、みなさん、食い入るようにお二人の演奏を聴いてらっしゃいました。
絶品だったのがドヴォルザークの“ロマンティックな小品”からの「カプリッチョ」。メリハリの利いたつやつやとした音に、鳥肌が立ってしまいました。
彼女は4日から今日6日まで、毎日違う形でコンサートをやっていました。4日はオーケストラをバックに協奏曲のソリストとして、5日はピアノ五重奏のメンバーの一人として、そして今日先ほどのコンサートでは、ピアニストのブラレイ氏と一緒にデュオで登場。うーん、こうやって文字にしてるだけでも大変そう。彼女自身、どう感じているのかどうしてもお話を聞きたくて、ドキドキしながら突撃インタヴューしてきました。
(庄:庄司さん、H:Heippa)
H:3日間、庄司さんはコンチェルトのソリスト、クインテットの一人として、それから先ほどのブラレイさんとのデュオと、毎日違う形でステージに立ってらっしゃいましたが、いかがでしたか?
庄:気持ちを切りかえるのがちょっと大変でしたね。スリリングなこともあったりしましたけど、最後には何とかなるかーと思いました(笑)。こういう音楽祭は楽しむものですし。
H:スリリングなこと……(笑)それはいろいろ大変そうですね。ご自身で楽しむことはできましたか?
庄:そうですね、思い返してみれば楽しかったです(笑)。
H:それはよかったです。ありがとうございました。
庄:ありがとうございました。
スリリングなことはいったい何だったのか、あえて聞きませんでしたが、聞いた方がよかったか? いえいえ、やっぱりそれは秘密、ということで。みなさんで想像しましょう。
(Heippa)