チェコ人が描くアメリカ

 ホールB5〈ガルシア・ロルカ〉では、5つあるホールのうち、一番最初に最後コンサートが開かれました。このホールのトリを務めるのは、チェコを代表するプラジャーク弦楽四重奏団。ドヴォルザークの弦楽四重奏曲第12番「アメリカ」を聴きたかったので、慌てて駆けつけました。
 出だしから飛ばしまくって、3楽章を演奏し始めるころには、すでに深く音楽に入り込んでいました。チェコ人であるドヴォルザークが作曲した「アメリカ」をチェコ人の4人が見事に音で描いてくれました。

すごいゼ、プラジャーク弦楽四重奏団!

 コンサート終了後バックステージに駆けつけて、彼らの様子を見てみたら「やり切ったゼー!」というようなとってもさわやかでステキな笑顔を向けてくれました。
 チェリストの方に写真を撮らせてもらいたいと言ったら、「僕? それとも全員で?」と言われたので「全員でお願いします」と言ったら残念そうにされてしまったので、「ごごごめんなさい!」と謝ったら「いいんだよ(笑)」と言ってくれました。ううっ、いい人でした。ほかの3人もとっても気さくで本当にいい方たちばかりでした。

コンサート終了直後に撮影。みんないい笑顔!

(Heippa)

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