北欧のナイスなペア(グリーグ&ゲーゼ)

5月6日18:00~ ホールC

アリ・ヴァン・ベーク指揮・オーヴェルニュ室内管弦楽団を、(舞台下手から)拝聴。
プログラムは、
グリーグ:組曲《ホルベアの時代より》作品40
ゲーゼ : ノヴェレッテ 第1番 ヘ長調 作品53

北欧を代表する作曲家であるグリーグ。
あんまり知られていない作曲家ゲーゼ(※ガーデともいいます)。
この両者の作品によるプログラムの組み合わせは、それぞれの特徴を引き立たせ合っていて、舞台袖にいるレポーターにもダイレクトに曲の良さが伝わってきました。

なんていうんでしょう。こう、最初の響きが鳴った瞬間、何か目の前がパーっと明るくなって視界と世界が広がるような感覚、というのでしょうか。
舞台袖から、その響きを作り出している、どちらかといえば小編成のオーケストラのメンバーのお顔をコッソリ伺うのも、その秘密を覗いているようで面白かったです。

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また、指揮者のアリ・ヴァン・ベーク氏の舞台袖でのジェントルな仕草。ハンカチでササっと汗を拭いて、飛び跳ねるようにまた舞台へ戻っていく姿がとても印象的でした。


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お水は必須。
スタッフが常に待機して、指揮者の帰還のために用意しているんです。

(MANTA)

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