今年のラスト・コンサート

 とうとう最後のコンサートを迎えてしまいました。
 今年のラ・フォル・ジュルネ・オ・ジャポン最後のコンサートは、ドミトリー・リス指揮、ウラル・フィルハーモニー管弦楽団。シベリウスの交響詩「フィンランディア」とグリーグの「ペール・ギュント」第1組曲を演奏し、続いてソリストにピアニストのボリス・ベレゾフスキーを迎えて、ラフマニノフのピアノ協奏曲第2番が演奏されました。

506maki_last1.jpg

 ハイ、3曲それぞれで1回ずつ泣いちゃいました。
 出演者全員が、自分たちのコンサートが今年の最後を飾るんだ、という気持ちが力となったのか、どの曲も鳥肌が立つほどに美しく、すばらしい演奏に感動。音楽ってこんなに美しくて楽しいものなんだと改めて認識しました。

506maki_last2.jpg


 そして……さあ、これを見よ!

506maki_last3.jpg

 ホールA〈ドストエフスキー〉の客席数5000余が満員に。この大人数が一体となり、この最後の演奏を聴き、楽しんだのです。多くの人が演奏に感動したその気持ちを伝えるべく、力の入った拍手をしたからか、その迫力たるや驚くほどでした。
 今年も多くの感動を生みました。
 また来年もラ・フォル・ジュルネ・オ・ジャポンで、多くの方が音楽に感動して、音楽をもっと好きになっていただけることを祈って。

感動の中で帰路につく風景。

506yamalast.jpg


(Heippa)

Tokyo International Forum 東京国際フォーラム