うお。この舞台上の大勢の人々は何? 今にも立ち上がって「第九」でも歌いそうな勢いで人が乗ってますが、みなさんお客さんなのです。明らかに演奏者より多い、舞台上の補助椅子に座る人々。これから小山実稚恵さん独奏、井上道義さん指揮オーケストラ・アンサンブル金沢の演奏により、ベートーヴェンの「皇帝」が始まろうというところ。
金沢は連日こんな感じなんですよ。舞台上も客席も熱気でムンムンしております。
こちらはプレスルーム。東京でもステキなシューベルトを聴かせてくれたシャニ・ディリュカさんが、終演後に地元テレビ局他の取材を受けていました。
「金沢のような緑の豊かな街には、クラシック音楽が生まれてきた環境と共通するものがあると思うんです。今日は大勢のお客さまが来てくれて、とても嬉しかった!」
最終コンサートは、本日東京でも演奏されるシューベルトの交響曲第6番。井上道義さん指揮オーケストラ・アンサンブル金沢。東京やナントと同じく、八角形の舞台上で無料公演が開かれておりました。もちろんこちらも大盛況。まさに「熱狂の日」と呼ぶにふさわしいラ・フォル・ジュルネ金沢、熱すぎます!