いよいよ始動!東京のラ・フォル・ジュルネ

今年もまた、この日がやって来ました。
つい少し前までフランスはナントの会場を走り回っていたらしい、アーティスティック・ディレクターのルネ・マルタン氏が来日。去る2月12日(木曜日)に東京国際フォーラム内にて、100名以上のマスコミの皆さんを迎え「ラ・フォル・ジュルネ・オ・ジャポン2009」の記者発表会を行いました。

今年のテーマ作曲家は、すでに発表されているように「音楽の父」ヨハン・セバスティアン・バッハ。彼の作品と彼が影響を受けたブクステフーデやヴィヴァルディの音楽、ブゾーニやシェーンベルクなどバッハの作品を編曲したものなどが取り上げられ、バッハという作曲家を広い視野で体験できるプログラムになっています。

コンサートの詳細は公式ウェブサイトで発表されますので、もう少々お待ちを。

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今年のラ・フォル・ジュルネは新機軸がいろいろありますね。たとえば......

その1)今回は古楽器のコンサートが多いので、少人数でじっくりと味わうための会場が加わって8会場になりました。

その2)もっとも広いホールA(今年はアイゼナハという名前が付いています)に大型スクリーンを設置して、演奏者の手元や表情などを同時投影します。

その3)中学生や高校生に朗報。いくつかの公演では、なんと500円の中高生チケットが売り出されます。友だちや部活の仲間、家族などを誘ってラ・フォル・ジュルネ体験を!

その4)ラ・フォル・ジュルネの動画サイトを着々と準備中。

その5)フレンズ会員を対象にホールの運営ボランティアを拡大。



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ゲストにいらっしゃったのは、アンバサダーの樋口裕一さん(作家)。第1回目以降、初日の朝から最終日のラスト・コンサートまで、コンサートのはしごをしてラ・フォル・ジュルネを楽しみ尽くす達人であります。今年はナントにもいらっしゃって、<青いヴァイオリンを持つ持つ男>シュポルツルや、ファニー・フラマジラン(ヴァイオリン)、タチアナ・ヴァシリエヴァ(チェロ)などの演奏に圧倒されたとのこと。
ちなみにナントの模様は、ご自身のブログでも詳しく書いていらっしゃいます。皆さんもぜひご参考に!
「樋口裕一の筆不精作家のブログ」

そして、樋口さん、3月に行われる第2回の「クラシックソムリエ・サロン」にゲスト出演されますよ。



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