5月の麗らかな季節、晴れ渡る空のもと、ここ「ブランデンブルグ広場」には、音楽祭の期間中、毎年恒例のネオ屋台村が出現!所狭しと居並ぶ屋台ワゴンカーは、たこ焼き、フランクフルトなどの定番に加え、串焼きタンドリーチキン、オムハヤシ、ロコモコ、ボロネーゼ丼、ジャンバラヤなど、世界の屋台フードがよりどりみどり!
延べ21店舗が軒を連ねる「スーパークラシック」屋台村は、公演をハシゴする合間に一息ついたり、腹ごしらえする憩いの空間。10時から22時まで、今年も賑やかにLFJ音楽祭を彩り、私たちの胃袋を満たしてくれそうです。
残念ながら、公演チケットが取れなかった人も、ここで時間を過ごすだけで、LFJの陽気で楽しい雰囲気を存分に味わうことができるはず!そんな「スーパークラシック」のデイタイムの模様を少しご紹介します。
世界中の屋台フードがここに一堂集結しているわけですから、気分に合わせて味覚もさまざま。そして、なんだか年々、料理の内容がグレードアップしている感じがします。
せっかくなので、バッハにちなんだものをと見渡すと・・・フランクフルトとビールくらいでしょうか。その近くに、「ビストロマルシェ」という屋台を発見。LFJの本家フランスにちなんで、ここの屋台フードをチョイス。フレンチ出身のシェフが腕をふるっているという、本物嗜好のメニュー「チキンのサフランクリーム白ワイン煮込み」など、レストランで供されるような洒落たお料理が600円前後で味わえます。セ・ボン!
出番が終わったアーティストたちも、和みモードに入り、ビールを片手におしゃべりに興じている様子。
珍しくもなかには、コーヒー屋さんの屋台も来ていました。キリマンジャロやサントスなど数十種類の豆から選んで注文でき、ワゴンの中をのぞくと、お店の人が自家焙煎珈琲豆をハンドドリップで丁寧に淹れていました。やはり、淹れたてのコーヒーは一味違います!バッハにちなみ、ビールだけでなく、おいしいコーヒーも堪能できます。
このネオ屋台村のお店は、毎日入れ替わるそうです。明日はどんな屋台フードが並ぶのか、毎日が楽しみですね!
昼下がりの午後に、ビールやワインを傾け、野外ステージでの無料コンサートや、大型スクリーンで見るナントの演奏会の調べに耳を傾けるのも、LFJならではの贅沢な時間の過ごし方かもしれませんね。
ボナペティ!