いよいよ開催されるラ・フォル・ジュルネを目前にして、5月1日前夜祭コンサートが開催されました。金曜日だったこともあって、会社帰りであろうスーツ姿の人が多く見られました。中にはデートで来ているカップルも見られ、なんと羨ましいことか・・・・
前夜祭コンサートの内容はというと、1部と2部に分かれたものでした。1部では過去のラ・フォル・ジュルネを振り返るということで、ベートーベン、モーツァルト、ドヴォルザークやシューベルトが演奏されました。
曲と曲との間には毎度おなじみ、ルネ・マルタンも登場。当時の思い出を振り返っていました。
流れる曲流れる曲、「あっ聞いたことある!!」という有名な曲だったので、クラシッックべたな私でも十分楽しませていただきました。1曲目のベートベン:「運命」では、おなじみの「ジャ・ジャ・ジャ・ジャーーーン」の部分が以外と短いんだなぁと感じたり、シューベルトの「未完成」ではその軽やかさにお客さんも眠りの世界へ誘われていました。皆さんお仕事お疲れ様です!!!
休憩を挟んで2部では、バッハに影響を与えたヴィヴァルディと、いよいよ今回の主役であるバッハのおでましです。ヴィヴァルディは「四季」が流れたのですが、思い出してみると本当に久しぶりに聞きましたね。小学校の掃除の時間にこの曲が流れていたのを思い出しました。
そして待っていましたバッハさん!!!曲は「ヴァイオリン協奏曲第2番ホ単調」なんですが・・・・・んんっ!?なんですか、あの青いバイオリンは!!!
彼こそはパヴェル・シュポルツル。チェコ出身のバイオリニストで、その演奏技術はもとより、青いバイオリンで世界中のファンを魅了しているらしい。本当に青いんですよ、彼のバイオリン。青色が好きだからという理由で、作っちゃったバイオリンを見るだけでも価値があるのに、さらに素晴らしい演奏まで聴けちゃうっていうんだから、すごいぞラ・フォル・ジュルネ!!!
ぜひぜひ皆さん、安近短が主流のゴールデンウイークにばっちりの、ラ・フォル・ジュルネにお越しください!!!