本日ホールAで行われた最後のコンサートは、ヘンデルのメサイアが演奏される予定でしたが、残念ながらプログラムが変更となりました。ですが、これがLFJが始まって以来の非常に貴重な機会となったのです......!
「ルネ・マルタンのル・ク・ド・クール(ハート直撃コンサート)」という、とてもストレートなタイトルにくすぐられ、また、内容は会場へ行ってみないと分からない、ということで、さっそく会場へ駆けつけてみると......
公演内容変更のお知らせと、コンサートのプログラム内容が会場前に張り出されていました。
コンサートが始まる前に、LFJのアーティスティック・ディレクター、ルネ・マルタン氏がステージに登場し、本公演についてのお話がありました。
氏によると、このようにアーティストたちに直前に協力をお願いし、コンサートを開催したのは、LFJの歴史の中でも初めてのことで、本場のナントでもやったことがないんだそうです。そんなコンサートを日本で体験できるなんて、なんてラッキーなんでしょうか。今晩このコンサートをお聴きになったみなさんは、本当に幸運ですよ!
そして、アーティストたちによるすべての演奏が本当に本当にすばらしく、まさに「ハート直撃!」でした。観客席も大興奮していました。
どのアーティストたちが演奏するときでも、その前にステージで各アーティストを丁寧に紹介し、またステージでのMCが終わると客席にやってきて、すべての演奏を聴くマルタン氏を激写。
終演後、多忙であちらこちらから声がかかるマルタン氏をなんとか捕まえて、インタヴューしました。
「観客の方々の質の高さに感激しました。(コンサートに)一緒に参加したいという気持ちがとても感じられました。もちろん、アーティストたちもとても努力してくれました。無料で出演してくださってるので。このようなことはLFJの歴史の中でも初めてで、みんなの協力あってこそのコンサートでした。これはめったにない、稀な機会であったことを観客のみなさんも感じてくださったのではないでしょうか」
ええ、間違いなく、みなさんハートを直撃されてます!