こちらは「ショパンとヴィルトゥオーゾ」と題された演奏会。ナントのシテ・デ・コングレのなかでは最大の1900席のホールで開かれました。ボリス・ベレゾフスキのピアノでリストのピアノ協奏曲第2番、テディ・パパヴラミのヴァイオリンでパガニーニのヴァイオリン協奏曲第2番「鐘」(リストの「ラ・カンパネラ」の原曲ですね)。どちらも「これでもか」というくらい、ソリストが名人芸を発揮。ディミトリ・リス指揮ウラル・フィルとともに熱演してくれました。
この演奏会にはテレビ中継が入っていました。スゴいです、演奏中、舞台の上を手持ちカメラを持ったカメラマンがうろうろ。ティンパニの真横まで寄っていって、撥の動きをアップでとらえる、とか(それおもしろいのかなあ)。カメラマンは静かにそっと移動してくれているとはいえ、足音がミシミシ聞こえることも。日本だと苦情が出そうですが、当地ではみんな気にしていない模様。