ラ・フォル・ジュルネの顔のひとり、ミシェル・コルボさんは、テーマがショパンの今年も素晴らしい演奏で音楽祭を満たしています。ふたつのプログラムを指揮されていて、ひとつはメンデルスゾーンの大作「パウルス(聖パウロ)」、もうひとつはモーツァルトの「レクイエム」をメインとする「ショパンの葬儀」というコンサートです。共演は、シンフォニア・ヴァルソヴィアとローザンヌ声楽アンサンブル。コルボさんにインタビューすると、私はやはりバッハやメンデルスゾーンを通じてショパンに出会っている気がします、と穏やかに語っていました。