LFJ2010いよいよ本格始動! 記者発表を開催

本日2月23日(火)、東京国際フォーラムにて「ラ・フォル・ジュルネ・オ・ジャポン」2010の記者発表が開催されました。今年もいよいよ「熱狂の日」が始まります!
今年のテーマは「ショパンの宇宙」。おなじみアーティスティック・ディレクター、ルネ・マルタンさんが来日して、その概要を語ってくださいました。

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「もしショパンがこの音楽祭のアーティスティック・ディレクターだったら、と考えて組んだ」というプログラム、公演詳細は公式サイトでの発表を待つとして、今年もとっても魅力的な演目、アーティストが並んでいます。目立ったポイントをいくつかご紹介しましょう。

1. ショパン全作品を網羅

ピアノ独奏曲はもちろん、めったに演奏されない室内楽や歌曲も含めて、全部聴ける!

2. ショパンと仲間たち

ショパンと交友のあった作曲家、メンデルスゾーンやリスト、ベルリオーズらの作品、ショパンが魅了された当時人気だったベルカント・オペラの作曲家、ベッリーニ、ドニゼッティ、ロッシーニらの作品が演奏されます。
有名な作曲家だけじゃありません。アルカン、フンメル、カルクブレンナー、モシェレスといった人たちも登場します。ワクワクしますね~。

3. 当時の演奏会の再現コンサート

サロンで行われていたピアニスト同士の対決コンサートなんかもあるそうです。出演者を明かさずにカーテン越しに弾くといった、19世紀パリ風のお楽しみ企画なんだとか。
ショパンのお葬式も史実そのままのプログラムで演奏されるそうです。ショパンの遺言でモーツァルトのレクイエムが演奏されたというコンサートですね。

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今年の記者発表にはゲストとして、アートディレクターの佐藤可士和さん(左)、作家の平野啓一郎さん(下)が駆けつけてくださいました。平野啓一郎さんといえばショパン、ドラクロワらを登場人物とした大作『葬送』。音楽にも造詣が深く、「なかなか生演奏では聴けないマニアックな曲にも魅力があるのがショパン」と語ってくださいました。

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