ラ・フォル・ジュルネにはいつも驚きと喜びが溢れています。オルガ・ペルチャッコは、今年最高の輝きを放った音楽家の一人です。驚くべきコロラトゥーラで、聴衆を一瞬にしてとりこにしました。サンクトペテルブルクに生まれ、現在はベルリン在住。ベル・カントを身上とする彼女は、ロッシーニとドニゼッティ、ベルリーニのオペラ・アリアを歌いました。インタビューでは、ショパンのなかに息づくベル・カントの美質について話してくださいました。5月の日本でもその美しい歌声を披露。ラ・フォル・ジュルネへの参加が初来日となりますのでご注目を。ちなみに7月、エクサン・プロヴァンス音楽祭には、大野和士の指揮するリヨン国立歌劇場とともに登場します。