小学校で出張ワークショップ!

outreach1.jpg

ジャジャーン。飛び出せ、ラ・フォル・ジュルネ! 今回は千代田区立千代田小学校に潜入取材にやってまいりました。ラ・フォル・ジュルネといえばキッズ・プログラムが毎年大好評なんですが、実はアウトリーチ活動も行なっています。本日はそのワークショップということで、オーボエの砂田和道さんをはじめ、ピアノ、ヴァイオリン、コントラバスのアンサンブルが学校にやってきました。

「はい、このポスターのお兄さんは誰でしょう?」「ショパ~ン!」
すげえ、みんな知ってるし。本日のワークショップでは、音楽を聴く、弾く、作る、全部を体験しちゃいます!

これは体操? いやいや、違います。みんなでショパンの「別れの曲」のピアノ演奏を聴きながら、その音の高低を手の高さで表現しているところなんです。高い音は高く手を挙げて~、低い音は手を低くして~。


さらに子供たちには本物の楽器に触れてもらっちゃいましょう。ヴァイオリンなんかもどんどん触ってもらって、弓で弾いたり、弦を弾いたりします。コントラバスは圧倒的に男子に人気。サイズがデカいっていうだけで、男子は「ウオオーー」ってウケます。これ、本能なの?

最後は曲作り。テーマはショパンの夜想曲にちなんで「夜」。といっても、さすがに作曲は難しいですから、楽器ごとにグループ分けして、音楽家のお兄さんお姉さんといっしょに、みんなで話し合いながら、夜のイメージの音を作っていきます。
子供たちはみんな反応がいいんですよねー。音楽を聴こう、弾こう、作ろう、なにを投げかけても興味津々の態度で超利発。みんな子供時代ってこんな感じなんだったっけ? 感受性の鋭さにタジタジ。

Tokyo International Forum 東京国際フォーラム