LFJ初登場!ブルーノ・リグットさんのリサイタルを聴いてきました。
ナントの公演では、彼の繊細で心の琴線に触れる演奏に、スタンディング・オーベーション・・・涙する人もいたとの事。
これは是非、会場内で聴いてみなくてはと思い、(半ば半信半疑で)足を運んでみました。
今回のプログラムは、シューマン「子供の情景」ショパン「ノクターン」「スケルツォ2番」「幻想曲」だったのですが、何と不覚にも・・・私もウルっときてしまったんですよね。
終演後、舞台袖へ戻ったリグットさんにその事を伝えると「そうさ、そのために音楽ってものは存在してるのさ。」と優しい笑顔で答えてくれました。
そして「日本の聴衆の皆さんが作って下さる、コンサート会場の雰囲気や静寂・・・その空間が、どれほどアーティストの助けとなっている事か・・・僕はそんな聴衆の皆さんから繊細さを感じ、その空間の中だからこそ自分の音を探す事に集中できました。本当にありがとう。」とメッセージを下さいました。
ブルーノ・リグットさん、本当にありがとうございました!