ラ・フォル・ジュルネが開かれている有楽町・東京国際フォーム近辺で、さまざまな関連イベントが催されています。
そのなかでも大変貴重なものを見ることができるイベント、それが丸ビル7階の丸ビルホールで開かれている「ショパン展」です。入場無料。
このイベントで最大の注目は、ショパン自身が書いた自筆譜本物を見られることです。いいですか、「本物」ですよ。これはねー、絶対に見るべきです。釘付けになること間違いなし。これ以上ショパンの生を感じることができるものってあるでしょうか。
暗闇にただ一つのライトのもと、本物の自筆譜が置かれており、筆跡をじっくりと見ることができるようになっています。見れば「あ、これはショパンの自筆だ」って分かりますよ。まずインクが違う。19世紀の息吹がそのまま、ここ丸ビルに届けられたかのような色合い。そしてショパンの筆跡。ペンの強弱が、ショパンの繊細な心をありありと表しているかのようです。これは一見の価値、大いにアリ!!
また、ショパンと言えば忘れてならないのはジョルジュ・サンド。
彼女がショパンに宛てたハガキ(もちろん自筆)も展示されています。シーリングのスタンプがとってもリアルです。こちらも一見の価値、アリです。
会場では、ショパンに関する書籍や楽譜、また展示されている自筆譜をポストカードにして販売されているなど、かなり充実しています。足を運ぶことを強く、強くオススメいたします。5月5日まで。