才能豊かな若手アーティストのために、公演に出演しているアーティストが指導してくれるマスタークラス。いつも会場が満員で、立ち見かつ中に入れない人が列を作って待っているという超大人気プログラムなんです。今回のマスターはピアニストのクレール・デゼールさん。
とてもお綺麗な方で、どんな指導をするのかわくわくしていると・・・・
とても情熱的な指導をさてれました。曲の内容、音のメリハリについて身振り手振りで熱く教えています。
特に印象に残った言葉は「ピアニストは手首で呼吸をするの！！」
そんな熱い指導に観客も引き寄せられるように集中して聴いていました。
あっという間に一時間が過ぎ、レッスンの途中で終わらざるを得なくなってしまいました。しかしマスタークラス終了後、クレール先生は生徒に連絡先を教えて、「またいつでも連絡して」との言葉を残し、颯爽と去っていきました。なんて生徒思いなクレール先生！！レッスン終了後、指導を受けていた生徒さんに感想を伺ったところ、「第一線で活躍されているプロの方に教えてもらい、とても為になりました」。また、「ピアニストは手首で呼吸をするの」という言葉が印象に残ったと仰っていました。こういったマスタークラスの受講者から、未来のマスターが生まれてほしいですね。そして、今度はその受講者がマスターになって、また新しい才能を引き出していく。そんな連鎖が生まれるといいなぁ。
