熱狂のシューマン

今日最後に取材したコンサートは、ホールCで行われた、若きピアニスト、ジャン=フレデリック・ヌーブルジェさんのピアノで、ジョセフ・スェンセン指揮、パリ室内管弦楽団による、オール・シューマン・プログラム。
ヌーブルジェさんは、今日のショパンのピアノ・ソロ作品全曲演奏にも連続して出演・演奏されていたため、さぞかしお疲れなのではと思いましたが......いやいや、もう! 若いってスバラシイ!

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全然疲れを見せないすばらしい演奏に、客席は大盛り上がり。その証拠に、演奏が終わるとなかなか鳴りやまない拍手に何度もステージに呼び出され、しまいにはピアノ・ソロでアンコール"詩人は語る"(シューマン作曲「こどもの情景」より)を演奏。これで客席はますますヒートアップ。

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ステージマネージャーに「ラスト・ワン!」と言われステージへ出て行ったヌーブルジェさんは、これがアンコールにこたえる最後だよと言わんばかりに、ピアノに置いていた楽譜を手に袖へ戻ってきて、無事終演となりました。

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