力強さと繊細さをあわせ持つとは、まさにこのこと!
ホールB715:45に登場したのは、今もっとも期待を集めている若手ピアニスト、河村尚子さん。
幻想即興曲やノクターン嬰ハ短調遺作やバラードの3番など、ショパン作品のなかでも憧れ度が高いと思われる曲目を見事に演奏されました。若々しく粒立ちきらめく音色と、壮大なスケールの演奏。これぞ正当派の極み!?!
終演直後のバックステージで、LFJで演奏された感想をこんな風に語ってくれましたよ。
「お客様が皆さん静かに集中して聴いて下さり、とても楽しく演奏できました。音響も、床が絨毯だったにも関わらず、よく響いて弾きやすかったです。」
レポーターがカメラを向けると、「カメラの色、素敵ですね」なんて、リラックスしたご様子でおっしゃって下さいました(ちょっと変わったブラウン色なんです)。そんな河村さんこそ、ハートのネックレスもチャーミング。この後の公演も熱演よろしくお願いします!!