昨日、クルコン&ラーンキがインタヴューで言っていた曲、リストの「ファウスト交響曲」2台ピアノ版のコンサートがあったので、ビシッと行ってきました。
リストの曲って、ものすごい演奏テクニックばかりに焦点があたりがちですが、本当のところ、ピアノ作品の完成度はかなり高いと思うんですよね。このファウストの2台ピアノ版で、認識をまた新たにしました。いいですよ、リスト! いろんな意味で、リスト像が崩れたように思います。
ちなみにこのコンサートで使用した楽譜は、ワイマールの図書館にあった本人の手による編曲手稿譜。なんだかとっても贅沢な気分。