初ナント最初のコンサートは、ブラームスのピアノ四重奏曲第1番。
　ワクワクしながら客席に座ると、客席後方のお客さんが普通に出入りするドアより、メンバーレジス・パスキエ、ミゲル・ダ・シルヴァ、ローラン・ピドゥ、ジャン=クロード・ペヌティエの4人が登場。漂う円熟感に期待せずにはいられない！

　始まってみると、なんとなく、というか、やっぱり？　フランスなブラームス......！　これはかなりおもしろい！　第1～3楽章までの盛り上がりと第4楽章で最高潮を迎えるブラームスのピアノ四重奏曲第1番、また新たな世界を知った気分になりました。