ここナントでも忙しく会場中を歩きまわっている音楽祭アーティスティック・ディレクタールネ・マルタンさんが、日本のプレス向けの会見の場を設けてくださいました。
今年は東京もナントと同じ「タイタンたち」というテーマだということは、すでに告知されているとおりです。
「今回は後期ロマン派のリスト、ブラームス、マーラー、R.シュトラウス、シェーンベルクを中心に据えてプログラムを考えています。かなり大胆さを伴う音楽祭になると思います」とのこと。また、「ブラームスはロマン派最後の巨匠です。彼の交響曲、協奏曲をまず全部取り上げたいと思い、プログラムを考えました。室内楽もです」や「私はリストが大好きなので、リスト・イヤー(生誕200年)にあたり、誰も知らないリストの一面を見せたいと考えています。リストの再発見をもくろんでいます」とも。なんというエキサイティングな言葉......! プログラムの発表が待たれますね。もうすぐ、もうすぐですよ、みなさん!
また、東京以外で開かれる金沢、新潟、びわ湖などの四都市で開かれるラ・フォル・ジュルネのテーマについては「東京と同じテーマにはなりませんが、統一性のあるテーマを考えました」。こちらのプログラムも発表をワクワクして待ちたいと思います!