今年も元気に営業中です、ネオ屋台村。
さて、今日のお昼はどこにいこうかな~と一周してみたんですが、本日の屋台は比較的保守的といいますか、ケバブとかフランクフルトとかオーソドックスなお店の出店が目立っていたように思います。そうだなあ、なんか去年はもう少しアグレッシブなお店があったような気がするんだけど?
もしかしてブラームスとか意識してオーソドックス?(なわけない)
で、本日はこちらへ。「10時間じっくり煮込んだ専門店の味!!」
いろんなカレーが選べるんですよ。温泉タマゴカレーとかトマトカレーとかチーズカレー、ナスのカレー、ほうれん草のカレー。それぞれが専門店の味わいを持ち一つのカレー世界を表現する。これはまさにカレー界の「タイタンたち」なのではっ!
どのカレーにしようかな、ブラームスもいいけどマーラーも好きだし、シェーンベルクも食わず嫌いじゃもったいないよね。
決めきれずに3点セットにいたしました。
左からナス、温泉タマゴ、トマトのスペシャルBOXカレーです。
辛さはほどほどでマイルド、しかしエスニックな香りが食欲を刺激します。トロリとしたタマゴの黄身の食感とトマトの酸味がコントラスト豊かに洗練された調和を生み出します。これが後期ロマン派の味わいというものなのでしょうか。
そして、スパイシーすぎない。今の日本にとって必要なのはスパイシーであることもよりも、やさしく空腹を満たしてくれる香りと味のハーモニーなのだ。そんなふうに諭してくれるようなカレー2011なのでした。