いやあ、また最高な演奏に出会っちゃいました。ホールDで開かれた、プラジャーク弦楽四重奏団とピアニストのフランク・ブラレイとのコンビで演奏された、ブラームスのピアノ五重奏曲!
最初から最後まで、なんという緊張感! なんという完成度! 一人の客としてドキドキしっぱなしの演奏。このドキドキというのは、ハラハラするようなものではなくて、興奮で妙にハイになっている感じというのでしょうか。アイコンタクトのやりとりや息の合わせ方とか、もうそれだけでいい演奏が生まれそうな予感が最初からありました。その予感どおり、ものすごくすばらしい演奏、思わず「ブラボー!」って叫んじゃいました。