12音技法を創始したことで有名なシェーンベルク。
彼は音楽家としての顔だけではなく、画家としての一面を持っていました。その腕前はカンデンスキーら、プロの画家をもうならせる程だったといいます。
東京ビルTOKIA2・3階コンコースでは、シェーンベルクの描いた自画像など7枚の絵が5月5日まで展示されています。原物ではないのですが、「画家シェーンベルク」の思いがけない一面を垣間見ることができます。
「自分は言葉で表現するのが苦手だから、音楽で表現する。音楽で表現できないものは、絵画で表現をする」そう語るシェーンベルク。音楽同様に独特な世界観で描かれた絵画。
「熟考」と題された絵の前では、私もしばらく熟考・・・。