アーティスティック・ディレクターのルネ・マルタンより、今から買えるおススメ公演のコメントが届きました!ルネが、各公演の聴きどころを彼の言葉で語っています。
ラフマニノフの美しい合唱曲「晩祷」と「鐘」は今年の音楽祭の目玉のひとつ(314)、また恒例の中身が当日発表の福袋コンサート(334)も楽しみな3日目。
これからお買い求め頂く方、どの公演をはしごしたらいいか迷っている方、ぜひこちらをご考にしてお買い求めください。
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●公演314
ヤーナ・イヴァニロヴァ(ソプラノ)
スタニスラフ・レオンティエフ(テノール)
パヴェル・バランスキー(バリトン)
カペラ・サンクトペテルブルク(合唱)
ヴラディスラフ・チェルヌチェンコ(指揮)
ウラル・フィルハーモニー管弦楽団
ドミトリー・リス(指揮)
ラフマニノフ:晩祷 op.37 より 第1番、第6番、第12番
ラフマニノフ:詩曲「鐘」 op.35
ラ・フォル・ジュルネ・オ・ジャポン(東京)のプログラミングを開始した時、ロシア音楽の真髄を伝えるために最適な作品として最初に頭に浮かんだのが、ラフマニノフの「鐘」でした。ソリスト、合唱、オーケストラのために書かれたこの作品は、ロシアの魂を最も強烈に内包している作品です。ロシアの人々は、ロシア正教の教会の鐘の音を日々耳にしてきました。ラフマニノフ自身も、幼い頃に日常的に聴いていた鐘の音の記憶から、この作品を書いています。「鐘」に先立ち、美の境地ともいえる「晩祷」の抜粋もお聴きいただけます。
試聴はこちら⇒http://ml.naxos.jp/KikeruProgram/LFJ2012/Stage/314
写真:Marc Roger