もう、絶対に見てみたかった渋さ知らズの公演。彼らにとっては唯一の有料公演とあって、どんなパフォーマンスが繰り広げられるのか、ワクワクドキドキしながら会場へゴー。会場に占める客層からしていつものLFJじゃないって感じで、こりゃ何かが起こるゾ!と期待度MAX。
ステージに広がるは不可思議な世界。お題は「サクル・リュス」。音楽に隠れてる(隠れてないか)メロディは確かにロシアもの。フリフリとした衣装でのダンスやコンテンポラリーなバレエもきっとチャイコフスキーやストラヴィンスキーの作品をイメージしてる。
そして最後は(良い意味で)やりたい放題(笑)。
大人の事情で演奏することができないので、お客さんに6つの音を歌わせる。それを「速く、もっと速く」と煽り、会場がウワー!となったかと思ったら登場したのは銀のバルーン。これ、火の鳥をイメージしてる? 「座ってらんない!」とばかりに立ち上がって踊り出す客席。そうかと思えばズンズンと踊ってる人たちが下に降りてくる。何が起こるのかと思ったら、お客さんたちがステージにあがって渋さたちと踊りだした!
「何コレ! 最高に刺激的!」
結局60分で終わる予定のところ、30分以上の押し。
あまりにも刺激的で、かっこ良くってうっとりしちゃって、もうなにも考えられないほどに頭の中が飽和状態。まるで熱が出たみたいでした。
それにしても、本当に超絶にかっこいいステージだったなー!