光と音のダブル攻撃!プロメテウスの世界

見よ!この満面の笑みを。ピアニスト、コロベイニコフさん大活躍!
DSC04856 (268x400).jpg
ホールAで行われたスクリャービン交響曲第5番「プロメウス―火の詩」の演奏会に行ってきました。こちらはなんと照明演出付き!そもそも作曲者のスクリャービンが「色光ピアノ」なる構想を持っていたとかで、このコンサートではそんな音楽と光のコラボレーションを実現させようという試みがなされたのでした。照明デザインは、成瀬裕さん。

ごめんなさい。こちら演奏前後のステージの写真ございません。光演出のために、曲の冒頭で会場内は真っ暗に。とてもカメラを構えられる状況ではなくなりました。
スクリャービンの妖艶なる音楽とともに、めくるめく光の世界!舞台奥、下手・上手、そして上部にまで、めいっぱいライトの洪水!燃えるような赤、刺すような光の黄色、そして幻想的な紫......あやうく酔いそう幽玄の世界。いやぁ。聴覚と視覚を同時に刺激されるって、か・な・りスピリチュアル体験です!
上の写真のコロベイニコフさんに、「演奏中、光の演出感じられました?」とたずねると、
「うんうん!!すっごくわかったよ!!いやーあれは凄かった!!それに聞いた?!曲が始まる直前のあの静けさ!それに、最後のさ、あのうわわわわ~~っていう・・・・はぁ(陶酔のため息)」
こ、コーフンされておられました。
DSC04853 (268x400).jpg
ウラル・フィルと見事に共演を成功させた指揮者のドミトリー・リスさん。マエストロは光、見えました?
「いやぁ、それが、ぜんぜんわからなかったんだよ。どうだったの?!」
残念そう。大変に美しかったです、リスさん!

Tokyo International Forum 東京国際フォーラム