ケフェレックさんの音詩集

ピアノ小品好きにはたまらないプログラムを、アンヌ・ケフェレックさんがバッチリ用意してくれました!
チャイコフスキーの「四季」から1月・2月・6月、リャードフの「2つのマズルカ」「田園プレリュード」「3つのバガテル」、そしてプロコフィエフの「束の間の幻影」全曲。ケフェレックさんの希望で、途中に拍手が差し挟まれることなく、全曲続けて演奏されました。
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まるで絵本や詩集を1ページずつめくって行くような感じだなぁ......そう思って聴いていたのですが、ケフェレックさんに終演後お話を伺うと、まさにそれこそがこのプログラムのメイン・コンセプトだったようです。
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「チャイコフスキー、リャードフ、プロコフィエフ、この3人のロシア人作曲者はそれぞれに個性も世界観もまったく違います。でも、こうやって通して演奏してみると、まるで旅に出かけ、いろいろな風景や物語を楽しめるんじゃないかしら。そう思って組んだプログラムなんです。すごく詩的ですよね。それから、どの小品も、なにか子供の頃の記憶と近いところにあると感じます。とくにプロコフィエフの作品はお母さんが赤ちゃんに歌って聞かせているような曲もあって......私大好きなんです。ノスタルジックでメランコリックな世界よね」
夢のような一時をありがとうございました♪

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