本日、いよいよ記者発表が開催されました!
今回の開催日は、5月3日から5日までの3日間。テーマは「パリ、至福の時」、有料公演は、135公演。ここにぎっしりとベルリオーズからブーレーズまでのフランス音楽、そしてパリで活躍したスペイン人作曲家たちの音楽がつまっています。
「至福の時」は、ヴェルレーヌの詩の一節から、ルネ・マルタンさんが選んだフレーズなんだとか。
マルタンさんが語る今回の聴きどころはさながらフランス音楽史のレクチャーのよう。フランクとその楽派、ドビュッシーとラヴェル、アルベニスやグラナドスらスペインの作曲家たち、サティと6人組、そしてメシアンをはじめとする20世紀の作曲家たちなど。
そういえばLFJはフランスの音楽祭なのに、こんなふうにフランス音楽を大々的に取り上げてくれるのは初めてなんですよね。
復活したミシェル・コルボ指揮ローザンヌ声楽アンサンブル、現代音楽のスペシャリストたちであるアンサンブル・アンテルコンタンポラン、ドビュッシーの「海」を初演したラムルー管弦楽団(指揮はフェイサル・カルイ)、ギターのカニサレス、ピアノはベレゾフスキー、ペヌティエ、ペレス、ヌーブルジェらに加えて、日本から萩原麻未、福間洸太朗の名前も。多彩なアーティスト陣がそろいました。
昨年話題の渋さ知らズは今回も登場。渋さ版キャバレー「屋根の上の牛」って、いったいどういう公演になるんでしょうか。
ナントで大人気だったカスタネットの女王ルセロ・テナさんのビデオも流れました。ルネ・マルタンさんが「今回、最大の宝物となるのがテナさんです!」と激賞してるんですが、まだ来日が決定にまで至っていないとかで、配布資料には名前がありません。
決まってないのにオススメせずにはいられないマルタンさんの熱い気持ちは伝わってきました! テナさん、来日してくれますように。