ラ・フォル・ジュルネで一番大きい1,900人収容できるホールが3階まで一杯になったのはなんといってもこの人、ミシェル・コルボさんが指揮する音楽を聴きたいからでしょう。
シンフォニア・ヴァルソヴィア、ローザンヌ声楽アンサンブル、バスのアンドレ・バレイロそしてソプラノのシルヴィー・ウェルメイルを引き連れて演奏するのはフォーレの「レクイエム」!!
もちろん、聞き入る表情は皆さん真剣そのもの。あっという間の演奏が終わり、演奏者の皆さんがお辞儀をすると、お返しと言わんばかりに客席から押し寄せる拍手の波!!!1,900人分の拍手は、まるで会場そのものが声を上げているような迫力がありました。それは聴衆の皆さんの、演奏に対する最大限の感謝の表れなのでしょう。コルボさんの指揮する曲を再び日本でも聞けるよう本当に楽しみにしています。