マイナスイオン空間

フランスを代表する作曲家として、真っ先に思い浮かぶのがフォーレだという方、多いのではないでしょうか。彼の室内楽曲には、本当にエアリーで美しい作品がズラリ。モーツァルト以上にマイナスイオン出てるよ、と思うのは、私だけではない、ハズ。
そんな数ある室内楽曲よりピアノ三重奏曲を、また、フォーレの弟子であるケクランの小品を、トリオ・ヴァンダラーと根本雄伯さんのホルンで堪能いたしました。

フォーレの透明度はもちろんの事、ケクランの作品はさすが弟子というか何というか、「まっさら」という言葉がお似合い。フォーレで洗練された空気感が、弟子の手によって更に昇華された感じ。
空気清浄機も真っ青のマイナスイオン空間でした。すごく癒されちゃった...。

en20130503_41.jpg

と、こ、ろ、が、聴衆が癒されている傍らで、根本さんは1時間前に指揮を終えたばかり(公演番号173)で、更に1時間後にはまた指揮をお振りになる(公演番号156)というタイトスケジュール!
「ホールが遠くて移動が大変だよ〜」と根本さん、お疲れ様です!

Tokyo International Forum 東京国際フォーラム