カスタネットの女王ルセロ・テナさん、LFJに初登場!!昨日はOTTAVAのブースに登壇し、何と女王自らカスタネットの演奏法をデモンストレーション!!MY instrument(私の楽器)と強い愛情を込めて握るカスタネットについて、熱く語って下さいました。そして最後には「日本へ来て演奏をすることができ、とても嬉しいです。ドウモアリガト」とその気持ちを即興演奏して下さったのです!!!
心の底まで届くようなテナさんのカスタネットの響きにただただ感動....動画でお届けできないのがもどかしいのですが、テナさんの音は写真からも溢れてくるような気が...会場中が沸きました!
「カスタネットはフラメンコの楽器という印象が強いけれど、本来のフラメンコというものは歌、ギター、踊りの3つであって、カスタネットは含まれていません。私の演奏は、フラメンコというものをちょっと横において、ソロの楽器として聴いて欲しいのです。」
「音楽は感じることが大事です。私は演奏することが大好きだし、そのことを楽しんでいます。そんな私が発する音楽から、聴衆の皆さんが喜びや様々なことを感じてくれたのなら、この上ない幸せなことです。」
「練習は必ず楽器(カスタネット)と一緒です。練習、練習、練習あるのみ!」
「気に入る曲があればいつか日本の作品を演奏してみたいわ。」
そんなことを話して、投げキッスで去って行かれたテナさん。
カスタネットの女王は、音楽への愛に溢れ、最高のパフォーマンスをするための努力を惜しまない、正真正銘の女王ですね。
おまけはこの写真。
私達におなじみ赤と青のカスタネットに「うまく演奏できないわ」と苦笑い。