パリのバロック

 よみうりホールで朝一番のコンサートは、「パリのバロック」。うふふ。なんてステキなんでしょうか! 朝からバロック。うふふ。うふふ。

 18世紀ごろのフランスでは、王によってさまざまな音楽家が寵愛を受け、バロック音楽がまさに花盛りな時代でもありました。そんな時代に書かれた曲は、そんな時代を反映したかのような華やかな作品が多いように思います。

 さて、LFJではすでにお馴染みにもなっている、指揮者でヴィオラ・ダ・ガンバ奏者のフィリップ・ピエルロさん率いるリチェルカール・コンソート。今回は残念ながら出演予定だったソプラノ歌手セリーヌ・シェーンさんが体調不良により出演できなくなり、予定されていたプログラムをすべて器楽曲に変えてのコンサートでした。

 ヴィオラ・ダ・ガンバやトラヴェルソのまろやかな音、ヴァイオリンやチェンバロの華やかな音が時間を忘れさせてくれたからか、あっという間に時間が経ってしまいました。
 朝からまったり。贅沢なひとときでした。

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 【プログラム】(変更後)

クープラン:「諸国の人々」第1組曲「フランス人」よりソナード
マレ:サント・ジュヌヴィエーヴ・デュ・モン協会の鐘
クープラン「諸国の人々」第2組曲「スペイン人」よりロンド、バッサカーユ
マレ:フォリアのクプレ
ラモー:コンセール用クラヴサン曲集から 第3コンセール「内気」、「タンブラン」
コレット:コミック協奏曲第25番ト短調「未開人」

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