情熱的に輝くスペイン

「パリ・至福の時」と銘打っている今回のLFJ、もうご存知でしょうが、その時代、フランスと密接に関わっていた国・スペインの作曲家も数多く取り上げています。
その中の二人、トゥリーナとファリャの作品を拝聴。ジャン=フランソワ・エッセールさんの指揮、オーヴェルニュ室内管弦楽団の演奏です。

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まずはピアノに海老彰子さんを迎えて、トゥリーナ:交響的狂詩曲を。海老さんのピアノが、弦楽合奏の中で情熱的に輝きます。一音一音がキラキラと輝いていて、まるで真っ赤なルビーみたい。

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続いてフラメンコ歌手のアントニア・コントレラスさんを加えて、ファリャ:「恋は魔術師」。時にパッション溢れ、時にミステリアス、時に蠱惑的なコントレラスさんの声に、会場は不思議な雰囲気に包まれました。
そしてコントレラスさん、物語中で「愛」を取り戻す場面では、赤いショールを脱ぎ去り真っ白な衣装に変身!視覚的にも愛を語るコントレラスさん、ステキ...♡

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終演後、舞台袖で海老さんとエッセールさんをパシャリ。お二人ともステキな笑顔です。

また、お客様に小さい女の子がいらっしゃったのですが、帰り際「恋は魔術師」の歌のマネをしていました!
ぜひともステキな女性になって下さいね。

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