ラヴェルと共にあらんことを

立ち見で中に入れないほどの盛況振りだった、エル・バシャさんのマスタークラスに潜入!
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曲目はラヴェルの「スカルポ」でした。エル・バシャさんはラヴェルを父親から受け継いだ時計職人と呼ばれる緻密さと母親から受け継いだスペインの情熱という両方を持ち合わせる「二重人格」とお話されていました。そんなお話に会場の受講生全員「おぉ~」とため息にも似たようなうなずきが漏れていました。ソフトペダルの使い方についても
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「楽譜にあるソフトペダルの指示は、音の色を変える時です。なので、ソフトペダルを使わずに柔らかい音を作れるようになって下さい。でないといつも大声で話しているようになってしまいますので」
とにかく、受講生の伊東さんだけでなく、会場にいる全員がエル・バシャさんの講義を集中して聞いていました。また、伊東さんは「ピアノで語れるように」との言葉が一番印象に残ったと話してくれました。
そんなエル・バシャさん、お人柄がお顔からにじみ出ていまして、一般のお客さんとの記念撮影も快く引き受けていらっしゃいました。
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子どもの嬉しそうな笑顔が印象的で、見ていたこちらも笑顔になってしまいます。こうしたアーティストとの交流もLFJの素晴らしさの一つですよね。
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エル・バシャ先生、本当にありがとうございました。

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