フランスの「レクイエム」といえば、フォーレを思い浮かべる方が多いと思いますが、実は他にも美しい 「レクイエム」があるのです。
宗教曲といえばこの方、ミシェル・コルボさんの指揮で、グノーの「レクイエム」を堪能いたしました。
オペラ作曲家というイメージが勝つグノーとあって、「厳かな祈り」というよりは甘美な旋律で包まれた感。優しく、柔らかく、そして甘ーく...柔軟剤をたっぷり含んだ、心の洗濯をしていただきました。は〜、癒された...。
終演後、舞台袖で一人ひとりを労うコルボさん。何て優しい心遣い!
バックステージで一枚。思わず拝みたくなる笑顔です。