80席の小さなお部屋で、ミシェル・グリザールさんというギタリストのコンサートが開かれていました。
ガーシュウィンやカーターのナンバーと並べて、武満徹のギター作品「すべては薄明の中で」も取り上げられました。
この曲は、イギリス人のギタリストが武満徹さんに委嘱し、ニューヨークで1988年に初演されたんですね。
というわけでの、アメリカつながり(若干強引?)
それはさておき何度聴いても素敵な曲です。
密やかなギター・リサイタルなのに、数分遅刻してしまったワタシを、なんとナントのスタッフさんは、演奏中にも関わらず(!)どうぞどうぞと中に入れてくれちゃうんですね。 なんと寛大なんでしょう! 会場はもともと会議室なので、外の音も微妙に入ってくるお部屋なんですが、お客さんはみんな集中して音楽に浸っています。おおらかなんだなぁ。こういう雰囲気もまたナントの音楽祭の素敵なところですね。