2月17日、今年もLFJ記者発表が東京国際フォーラムで開かれました!
会場はホールB5。大勢のメディアの方々で会場はいっぱいです。
今年のテーマは「10回記念 祝祭の日」。過去9回の音楽祭でとりあげられた作曲家9人に、ガーシュウィンが加わります。つまり主役はベートーヴェン、モーツァルト、シューベルト、ショパン、ヴィヴァルディ、ドヴォルザーク、ブラームス、チャイコフスキー、ラヴェル、ガーシュウィンの10人。
なぜ最後がガーシュウィン? それは今年のナントのテーマがアメリカ音楽だったから。
マルタンさん「今回は名曲ぞろいですから、みなさんどれを聴こうか迷ってしまうと思います。LFJは10回目を迎えます。みなさん、誕生日はお友達と一緒に祝いますよね? だから、今回は10人の作曲家がそれぞれに友人を連れてきます。たとえば、ベートーヴェンはモシェレスを、ショパンはリストを、シューベルトはディアベリを......といったように」
わわ、10人の作曲家がそれぞれ友達を一人連れてきたら全部で20人!?
大勢の作曲家たちがそろって、あたかも音楽史ハイライトみたいな様子になってます。
ディアベリの名前が出ましたが、ディアベリは作曲家にして出版人。彼の主題による変奏曲といえばベートーヴェンの大作が有名ですが、ディアベリは当時の50人もの作曲家に同じ主題の変奏曲を書いてもらっています。今回はそのすべてを聴けるのだとか。
それと今回の大きな話題は、新しい会場の誕生かもしれません。
500席の「よみうり大手町ホール」が新たに有料公演の会場となります。
こちらは場所が少し離れているので、東京国際フォーラムとの間にシャトルバスが走るそうです。マルタンさんによれば、とても音響のよいホールということなので、期待してしまいますね~。
記者発表にはドラマ「半沢直樹」でも人気を呼んだ、LFJ2014アンバサダーの石丸幹二さんもいらっしゃいました。今年のLFJでは朗読でも出演されるそうです。
渋さ知らズ、小曽根真率いるビッグバンドNo Name Horses、ミニマルテクノのDJ、MURCOFなど、ジャンルを超えたアーティストたちも集う今年のLFJ。例年にも増して、多彩な公演がそろいました。じっくりとプログラムを眺めていると、気分が盛り上がってきます!