今年は"10回目のお祝いに10人の作曲家が駆けつけてくる"というのがテーマです。
つまり、いままでに取り上げた10人の作曲家にかんする作品が、さまざま演奏されるということです。
一番初めの年にテーマとなったベートーヴェン。彼の代表作とは、第九、第五(「運命」)かもしれません。この2曲は日本的に超定番ですよね。その1つ第5番交響曲を聴いてきました! カントロフさんの指揮で、シンフォニア・ヴァルソヴィアによる演奏です。
ベートーヴェンの時代なので、この曲はオーケストラの人数がちょっと少なめなのに、なんであんなに豊かな音楽になるのでしょうか。第2楽章のチェロとコントラバスが一番低いドの音を弾くところなんて、空気の揺れが身体にまとわりつくような感じがして垂涎もの。第3楽章の最後から第4楽章の頭に最高の盛り上がりを持ってくるところなんか、すごさに鳥肌。
LFJといえば、目新しい曲が取り上げられることが多く、それがこの祭りの特徴でもありますが、こういった超定番の曲が聴けるのもいいですね~。